「ちょっとだけ非日常」
パティスリー(洋菓子専門店)
『アトリエ アニバーサリー』の
一連のデザイン制作を担当させていただきました。
もともとアニバーサリーさんは、
ウェディングケーキ製造の最大手。
創業者の本橋雅人さんは、
本場ヨーロッパで専門技術を学んだ
「食べられるデコレーションスイーツ」づくりの
プロフェッショナル。
そのアニバーサリーさんが、ウェディングケーキと並ぶ
もう一つの柱として、「自宅でいただくケーキ、
焼き菓子、クッキー」などの
商品開発ならびに販売を行っていくブランドとして、
『アトリエ アニバーサリー』を立ち上げることとなり、
パッケージ、ショッパーバッグ、パンフレット、
販売促進ツールなどのデザイン制作に関して
お声がけいただきました。

これはケーキのデコレーション技術の一つである
「絞り」を行なっている様子です。
とても細かな作業です。
パティシエとしての専門技術を学んだ人が担当します。

アニバーサリーさんが関わっておられる
ウェディングの会場というのは、
いわば「非日常」の空間ですが、
その「非日常」的な雰囲気を、
「日常」の空間においていただくスイーツのなかにも
少し盛り込むために、
パティスリー『アトリエ アニバーサリー』では、
「装飾性を楽しめるお菓子」
というコンセプトを立てて、
それを象徴的に表現したロゴが作られました。

実店舗のサインボードでは、
このような感じでロゴが掲示されています。



店舗で使用するショッパーバッグも、
「装飾性」をテーマとしてデザインされました。


商品案内のパンフレットでは、
ウェディングケーキのプロであるということも
表現しつつ、その技術を活かしてつくられた
自宅用ならびに贈答用のスイーツについて
紹介しています。

クッキー製品も「装飾性」をテーマとし、
さまざまなトッピングの技術を用いることで、
デコラティブな仕上がりを実現しています。
その名も『プティデコクッキー』。
季節ごとに制作される、専用のパッケージ箱の
デザインにおいても、「かわいらしい装飾性」や
「特別感」を具体的に形にしています。



焼き菓子の個包装パッケージは、
装飾性に加えて、どこか絵本的なテイストの、
ちょっと摩訶不思議で楽しそうな雰囲気を
演出しています。

チョコレート製品のパッケージ箱のデザインには、
全面に、カラフルなイラストレーションを
活用しています。
商品名は『デコレーション タブレット』です。


「気軽な手みやげ」などのプチギフト用としても
活用できるボックスには、
『アトリエ アニバーサリー』のシンボルである
「リボン」を大胆にあしらい、
個性的な可愛らしさを表現しています。

シンプルな一色刷りの包装紙も、
こうしてリボンを巻くだけで、
「装飾性」がぐっと高まり、
ちょっとした「非日常」感を
演出することができます。

「日常における非日常」の代名詞とも言える
クリスマスケーキは、
アニバーサリーのパティシエさんたちの技術を
結集して毎年作られています。
多くの受注をいただく人気商品であり、
芸能人も含む多数のファンの方々が、
『アトリエ アニバーサリー』のクリスマスケーキを
毎年お買い求めになられておられます。

『アトリエ アニバーサリー』のロゴの中央に
配置されている時計には、針が描かれていません。
さまざまな意味に解釈できる
デザインとなっています。
例えば、「時を忘れて楽しむ」
ということを表している、
あるいは、「永遠の今」を
表現しているともいえます。
日常において、「ちょっとだけ非日常」を
味わっていただきたいという
アニバーサリーさんの想いが、
この時計のデザインには込められています。